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《占いの使い方》18日目:占いの言葉に依存してしまう危険性

18日目:占いの言葉に依存してしまう危険性​​​​​​​

昨日は、私たちが占いに惹かれてしまう心理について掘り下げました。今日は、その心理の延長線上にある、**「占いの言葉に依存してしまう危険性」**について、少し厳しいけれど大切な視点でお話ししたいと思います。

占いは心の支えになりますが、もし次のようなサインに心当たりがあるなら、それは要注意かもしれません。


1. 「自分で決める力」が弱くなる

占いに依存してしまう最大の危険性は、自分の**「自己決定能力」**が弱まってしまうことです。

何かあるたびに、「自分でどうしたいか」を考える前に、まず「占いに聞こう」と行動してしまうと、次第に自分の内なる声を聞くことをやめてしまいます。

  • 小さな決定も占いに頼る:「今日着る服の色は?」「ランチは何を食べたら運気が上がる?」
  • 大きな決断を丸投げする:「占い師さんが『転職すべき』と言ったから、自分の気持ちは置いておこう」

占い師さんはあなたの人生を生きることはできません。占いの言葉通りに行動した結果、後悔しても、責任を取るのはあなた自身です。

自分の人生のハンドルを、他者(占い師や占いの結果)に預けてしまう状態は、あなたが持つ本来の力を弱め、人生の満足度を下げてしまうことにつながります。


2. 「悪い結果」に過剰に囚われる

占いの結果を鵜呑みにしてしまうと、ネガティブなメッセージが出たときに、必要以上に不安や恐怖を感じてしまいます。

「来月は運気が最悪らしいから、何も行動しないでおこう」

このように、悪い結果を行動しないための言い訳にしてしまうと、本来訪れるはずだったチャンスまで逃してしまうことになります。

占いのメッセージは、あくまで「可能性」や「予報」です。それに縛られ、不安に心を支配されてしまうと、あなたの心の自由が奪われてしまいます。

<h4>3. 金銭的・時間的な負担が増大する</h4>

依存が深まると、一つの悩みに対して納得いくまで何度も鑑定を受けたり、複数の占い師をハシゴしたりするようになります。

特に電話占いや対面鑑定は、時間に応じて料金が発生するため、気づかないうちに大きな金銭的な負担となることがあります。

また、占いに費やす時間が増えることで、現実の問題解決のための行動(勉強、仕事、対話など)がおろそかになり、結果として問題が解決しないまま時間だけが過ぎていく、という悪循環に陥ってしまうこともあります。

占いの言葉が、あなたの**「心の逃げ場所」**になってしまうと、現実の課題から目を背けてしまう結果になりかねません。

依存とは、「それがないと生きていけない」と感じる状態です。占いはあなたの人生を豊かにするためのツールであり、人生の土台であってはいけません。

では、この依存から抜け出し、健全な関係を築くにはどうすれば良いのでしょうか?

明日は、占いに「依存しないための具体的な方法」について、実践的なアドバイスをお話しします。 どうぞお楽しみに!





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