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《エゴについて》4日目:エゴとの付き合い方 〜抑えつけずに、優しく共に歩む〜

4日目:エゴとの付き合い方 〜抑えつけずに、優しく共に歩む〜

ここまで、

  • エゴとは何か?
  • どんなときにエゴが反応するか
  • その根っこには何があるのか

…ということを見てきました。

今日のテーマは、「では、そんなエゴとどう向き合っていけばいいのか?」です。


💡エゴを“なくそう”とすると、逆に苦しくなる

「この反応、またエゴか…もうやめたい」
「私にはエゴが強すぎるからダメなんだ…」

そんなふうに、自分の中のエゴを責めたり、排除したくなったことはありませんか?

でも実は、エゴを否定することもまた、エゴの働きだったりします。
「こうでなければいけない」「この感情はいけない」というジャッジこそ、エゴの代表的なパターン。

大切なのは、排除しようとするのではなく、気づいて、ただ“そばに置いておく”ことです。


🌿エゴとの健やかな距離感のヒント

① 感情が湧いたら、まず認める

「今、私は怒ってるんだな」
「すごく悔しかったんだな」
「寂しい気持ちがあるんだな」

➡︎ 感情を“良い・悪い”で判断せず、ただ「そうなんだね」と認めることで、心はすっと静まっていきます。


② エゴに名前をつけてみる

例:「プライドちゃん」「頑張り屋さん」「被害妄想くん」など

➡︎ キャラクターのように可視化すると、客観視しやすくなり、過剰に飲み込まれにくくなります。


③ エゴの声を「ありがとう」で包む

「守ってくれてありがとう。もう今は大丈夫だよ」
「不安だったね。でも私はここにいるよ」

➡︎ エゴは“悪者”ではなく、“古い自分の守り方”。
やさしく声をかけることで、統合が進みます。


🧘‍♀️エゴとの関係は、“自分との関係”そのもの

エゴは、自分の一部。
どんなに光を求めても、私たちは影のある存在です。

その影を見ないふりをしたり、消そうとするのではなく、
光と影の両方を受け入れて生きることで、心のバランスが整っていきます。

「自分のすべてを信じていい」
そう思えるとき、他人や状況へのコントロール欲求も、すっと緩んでいくのです。


💫今日のひとことワーク

「今、このエゴは何を守ろうとしてるのかな?」

それは、幼い頃に泣いた自分かもしれない。
認めてもらいたくてがんばった自分かもしれない。
孤独だった、あの瞬間の私かもしれません。

エゴは、あなたの過去の“祈り”の形でもあるのです。


明日は、「エゴと直感の違い」についてお届けします。
どちらも“内なる声”だけれど、その質感はまったく違います。
混同しやすいからこそ、違いを見極めるヒントをお伝えしますね🌙


お楽しみに!




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