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《エゴについて》14日目:エゴがもたらす職場でのすれ違い

14日目:エゴがもたらす職場でのすれ違い

〜正しさよりも、調和と信頼を選ぶ勇気〜

職場は、多様な価値観や人生背景を持った人たちが共に働く場所。だからこそ、そこに「エゴ」が持ち込まれると、思わぬ摩擦や誤解が生まれやすくなります。

たとえばこんな経験はありませんか?

  • 会議で自分の意見が採用されず、納得がいかずにムッとしてしまった
  • 後輩のやり方にイラっとして「そんなの常識でしょ」と指摘してしまった
  • 上司に指摘されて、本当は図星なのに「いや、でも…」と反論したくなった

これらはすべて、私たちの内側にある「エゴ」が働いているサインです。


🔍 エゴが生む「正しさへの執着」

職場では、「自分のやり方が正しい」「認められたい」「失敗したと思われたくない」といった欲求が自然と働きます。
それ自体は悪いことではありません。むしろ向上心や責任感の裏返しとも言えます。

しかし、これが強くなりすぎると、

  • 他人の意見を受け入れられなくなる
  • ミスを素直に認められなくなる
  • 評価されることばかりを気にしてしまう

という「防衛モード」に入り、人間関係のバランスが崩れていきます。


🌱 エゴを手放すという選択

では、どうしたらエゴに振り回されずに、職場での人間関係を良好に保てるのでしょうか。

まず意識したいのは、「自分が間違っているかもしれない」と想像する柔軟性です。
誰しも完璧ではありません。違う視点があるからこそ、チームとして補い合い、より良い答えが導き出されるのです。

また、「評価されたい」「正しくありたい」という気持ちが湧いたときは、その根底にある不安や恐れに気づくことも大切です。

たとえば――
「自分の存在価値は、成果でしか認められない」
「自分の提案が却下されたら、否定されたように感じる」
こんなふうに、私たちは知らず知らずのうちに、自己価値を外側の評価に委ねてしまっていることが多いのです。


💡 今日の問いかけ

  • あなたは職場で「正しさ」を主張しすぎてしまう瞬間、ありませんか?
  • それは、本当の自分の声? それとも、認められたいというエゴの声?

エゴを否定するのではなく、まずは「気づくこと」から。
そして必要に応じて手放すことで、人間関係はぐっとスムーズになっていきます。

明日は、「エゴを手放すことで生まれる、本当の自由」についてご紹介していきます。
どうぞお楽しみに🌿

エゴと境界線」についてさらに深掘りしていきます。

お楽しみに!



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