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《占いの使い方》7日目:【種類別紹介】日常の小さなヒント「おみくじ」

《占いの使い方》7日目:【種類別紹介】日常の小さなヒント「おみくじ」

今日は、お正月や旅行などで神社やお寺に行ったときに引く、身近な占い「おみくじ」についてお話しします。

おみくじって、引く瞬間のあのドキドキ感がたまりませんよね!

「大吉が出ますように!」と願いながら振る箱や、手に持ったおみくじの棒。結果を開くときのワクワク感は、占いの楽しさを最も手軽に味わえる瞬間かもしれません。


おみくじも立派な「占い」

おみくじは、タロット占いと同じ「卜術(ぼくじゅつ)」に分類されます。 卜術は、その場の偶然性によって、今の状況や近い未来の出来事を占うものです。

おみくじの起源は、昔の人々が神様や仏様の意思を伺うための方法でした。吉凶の判断だけでなく、政治的な意思決定や、後継者選びなどにも使われていた、とても重要な儀式だったんです。

現代のおみくじも、単なる「運試し」ではありません。神様や仏様からの**「今のあなたに向けたメッセージ」**だと捉えることができます。


大吉・凶の結果に一喜一憂しすぎない

おみくじを引いたとき、多くの人がまずチェックするのは「吉凶」ですよね。

  • 大吉:最高!この調子で自信を持って進めば大丈夫。
  • 凶(きょう):ちょっとショック…今日は何もしたくないかも。

確かに、大吉が出ると嬉しいし、凶が出ると少し不安になります。でも、おみくじで本当に大切なのは、この「吉凶」の部分だけではありません。

おみくじの真価は、その後に続く「和歌」や「願事」「待ち人」「失物」「旅立ち」などの詳細な文章にあります。

例えば、「凶」が出たとしても、詳細の欄には「今は慎むべき時。しかし焦らず努力を続ければ、必ず望みは叶う」といった、前向きなメッセージが書かれていることがよくあります。

これは、「今、あなたは人生の試練の中にいるけれど、この試練を乗り越えるヒントと勇気を与えるよ」という、神様からのエールなのです。

逆に「大吉」が出たときも、「調子に乗って油断すると、足元をすくわれるかもしれません」というような、注意喚起が含まれていることもあります。


おみくじの活用方法:結ぶ?持ち帰る?

おみくじを引いた後、どうすればいいか迷いますよね。

  1. 良い結果(吉など):一般的には、持ち帰るのがおすすめです。メッセージを繰り返し読み返し、日々の指針にすることで、運気をさらに引き寄せることができると考えられています。
  2. 悪い結果(凶など):神社やお寺の所定の場所に結ぶのが一般的です。これは、「悪い運を木に結びつけて、神様や仏様に託す」という意味が込められています。厄落としになるだけでなく、そこから「結び直す」という願いも込められていると言われています。

大切なのは、「凶」が出たからといって何枚も引き直すことではなく、そのメッセージを真摯に受け止め、行動に活かすことです。

おみくじは、あなたの「今の心」に寄り添い、「次はどうすればいいか」をシンプルに教えてくれる、日常の小さな道しるべです。 次に引く機会があったら、吉凶だけでなく、細部に書かれたメッセージまで、じっくり読んでみてくださいね。

明日からは、占いの「種類」の話から一歩進んで、「占いの有効な使い方」について深掘りしていきます。 どうぞお楽しみに!



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