《エゴについて》2日目:エゴが邪魔をするとき 〜すれ違いが起きる理由〜

2日目:エゴが邪魔をするとき 〜すれ違いが起きる理由〜
昨日は「エゴとは何か?」という基本の話をお伝えしました。
今日はその続きを、「実生活の中で、エゴがどう影響するのか?」という視点で見ていきたいと思います。
私たちの多くの悩みは、実は「エゴの働きすぎ」が原因かもしれません。
恋愛でも仕事でも人間関係でも、“うまくいかない理由”の奥には、必ずと言っていいほどエゴの影があるのです。
💔恋愛編:「正しさ」を主張しすぎると…
たとえば、恋愛の場面。
「なんで返事くれないの? 私ならすぐ返すのに」
「どうしてもっと気持ちを言ってくれないの?」
「察してくれないのは、愛が足りないから?」
そんなふうに相手に対して不満や怒りが湧いてきたとき、
心の奥では「自分の感覚が正しい」という思いが隠れていることがあります。
エゴは、“自分の価値観”を相手にも当てはめようとする性質があります。
でもそれは、相手の感性や自由を否定してしまうことにもつながり、
結果として関係に距離や違和感が生まれてしまうのです。
🧠仕事編:頑張りすぎの裏にあるもの
「もっと認められたい」
「結果を出さないと意味がない」
「あの人より上でいたい」
そんな想いが原動力になるとき、
私たちは知らず知らずのうちに、“承認欲求”に突き動かされている状態かもしれません。
それは一見ポジティブに見えても、
本当の自分の声(心地よさ、喜び)を無視してしまうと、
燃え尽きたり、嫉妬や焦りに飲まれてしまいます。
エゴが「もっと!もっと!」と求めると、
“今ここ”の充実感が感じられなくなってしまうのです。
🧍♀️人間関係編:「上下」の視点が生む距離
- 自分のほうが上だと思ってしまう
- 相手を無意識に見下してしまう
- 逆に、自分の価値が低いと感じて劣等感に苦しむ
こうした「上下」の視点も、エゴがつくる錯覚のひとつです。
本来、私たちは誰とも比べる必要のない、たったひとつの“いのち”。
でもエゴは「他者と比べてどうか?」という視点で、優劣を決めようとします。
その視点に囚われると、ありのままの関係性や会話が難しくなり、
無意識に「マウント合戦」や「遠慮のしすぎ」が始まってしまうのです。
🌿エゴが反応しているサインとは?
以下のような気持ちが湧いてきたときは、エゴが動いているサインかもしれません。
- イライラする、カチンとくる
- 嫉妬してしまう
- 言い返したくなる
- 優位に立ちたくなる
- 認められたい気持ちが強すぎる
これらはすべて、“本当の私”を守ろうとするエゴの叫びでもあります。
でも、気づいてあげることができれば、手放していくこともできるのです。
💫今日のひとことワーク
「この感情の奥に、どんな思い込みや恐れがあるだろう?」
たとえば、
- 「否定された=私は価値がない」と思っていない?
- 「相手が返事をくれない=私は大切にされていない」になっていない?
そんなふうに、自分の中にある“前提”を見つめることで、
エゴの声と、本当の想いの違いに気づくことができます。
明日は、「エゴの根っこにあるものは何か?」について掘り下げていきます。
私たちはなぜ、こんなにも自分を守ろうとするのでしょうか?
その優しさと不器用さを、一緒に見つめていきましょう🌱
中に優しいヒントが見つかりますよ🌿
お楽しみに!
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