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4月:インナーチャイルドを癒す 第13回「インナーチャイルドが求めているもの」

4月のテーマは「インナーチャイルドを癒す」

私たちの心には、無邪気さと傷つきやすさを持つ「インナーチャイルド」がいます。生きづらさや繰り返す傷つきの裏には、その小さな自分の助けを求める声があるかもしれません。

このブログでは、30日間かけてインナーチャイルドに寄り添い、癒しと愛を注ぐ時間を一緒に過ごします。毎日少しずつ自分の心と向き合い、「大丈夫」「ずっと一緒にいるよ」と優しく語りかけることで、本来の自分らしさを取り戻していきましょう。

【13日目】インナーチャイルドが求めているもの​​​​​​​

インナーチャイルドを癒すためには、まず「何を求めているのか?」を知ることが大切です。傷ついたままのインナーチャイルドは、心の奥で「本当はこうしてほしかった」「こんな言葉をかけてほしかった」と願い続けています。その声に耳を傾け、必要なものを与えてあげることで、少しずつ心が満たされていきます。

1. 無条件の愛と受け入れ

インナーチャイルドが最も求めているのは、「ありのままの自分を受け入れてもらうこと」です。子どもの頃、親や周りの大人から「こうしなさい」「これが正しい」と言われて、無理に自分を押し殺してしまったことはありませんか?

今のあなたが、心の中の小さな自分に「そのままでいいよ」「何があっても味方だよ」と伝えてあげましょう。自分を否定するのではなく、どんな感情も受け入れてあげることが大切です。

2. 安心できる環境

インナーチャイルドは、安全で安心できる環境を求めています。子どもの頃、家庭や学校で「安心できる場所」がなかった場合、大人になっても常に不安を抱えがちです。

そんなときは、自分にとって安心できる空間を作ってあげましょう。温かい飲み物を用意して、好きな音楽を流し、心が落ち着く空間でリラックスする時間を持つことが大切です。

3. 本音を表現すること

「こう言ったら嫌われるかもしれない」「こんなことを思ってはいけない」——そうやって本音を抑え込むうちに、インナーチャイルドはどんどん窮屈になっていきます。でも、本来の自分を取り戻すためには、心の声を表現することが必要です。

誰かに話すのが難しければ、ノートに書き出してみるのもいいでしょう。「本当はどう思っていた?」「何を感じていた?」と問いかけながら、自分の気持ちを素直に表現してみてください。

4. 楽しさや遊び心

インナーチャイルドは、純粋に「楽しい!」と感じることを求めています。毎日忙しく過ごしていると、つい真面目になりすぎてしまいますが、ときには童心に返って遊び心を持つことも大切です。

好きだった遊びをもう一度やってみる、ワクワクすることを取り入れる、思いきり笑う——そんな時間が、インナーチャイルドを元気にしてくれます。

次回をお楽しみに!

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