【愛について】9回目:言葉にしない愛は、存在しないのと同じ。「察してほしい」を卒業する勇気

9回目:愛を育てる技術:コミュニケーション編:言葉にしない愛は、存在しないのと同じ。「察してほしい」を卒業する勇気
こんにちは。2月の連載ブログ、第9回目です。 前回までの「コップの水の理論」では、何よりもまず自分自身を愛で満たし、溢れさせることが、健全な愛のスタートラインであるとお伝えしました。
自分自身のコップが潤い始めると、心に余裕が生まれます。すると次に私たちが直面するのが、「その溢れた愛を、どうやって相手に届ければいいのか?」というコミュニケーションの課題です。
今日は、多くの女性が陥りやすく、かつ関係を停滞させてしまう最大の原因のひとつ、「察してほしい」という心理について深く向き合っていきましょう。
なぜ私たちは「言わなくても分かってほしい」のか
「言わなくても、私の表情を見れば疲れていることくらい分かるはず」 「記念日なんだから、特別な準備をしてくれるのが普通でしょ?」 「どうして私が怒っているのか、自分で考えてほしい」
パートナーや親しい人に対して、こんな風に思ったことはありませんか? 実は、この「察してほしい」という願いの裏側には、ある種の「甘え」と「恐怖」が隠れています。
ひとつは、「言葉にしなくても通じ合うことこそが真実の愛だ」というロマンチックな幻想です。自分のすべてを理解してくれる存在を求める、幼い頃のような欲求が、大人になっても顔を出してしまうのです。
もうひとつは、自分の本音を伝えて、もし否定されたり拒絶されたりしたら怖い、という自己防衛の気持ちです。言葉にして伝えて「それは無理」と言われるくらいなら、黙って不機嫌になり、相手が折れてくれるのを待つほうが、傷つかずに済む気がしてしまうのです。
「察して」は、相手への静かなコントロール
しかし、厳しいようですが、鏡の法則を思い出してみてください。 あなたが相手に「察すること」を強要しているとき、あなたは相手の自由を奪い、自分のルールで縛ろうとしています。これは前回触れた「上下関係で見ること」にも通じます。「正解(私の望み)を知っている私が上で、それを当てるべき相手が下」という構図です。
超能力者でもない限り、他人の心の機微を100%正確に読み取ることは不可能です。 たとえ長年一緒にいるパートナーであっても、育ってきた環境も脳の仕組みも違う「別の人間」なのです。
「察してくれない=愛されていない」と定義してしまうと、相手がどれほどあなたを大切に思っていても、あなたの世界には「不満」しか映らなくなってしまいます。
「リクエスト」という愛の技術
愛を育てる技術とは、魔法のようなテレパシーを磨くことではなく、「自分の取り扱い説明書」を丁寧に、誠実に相手に手渡すことです。
不機嫌という霧の中で相手を迷わせるのではなく、明るい場所で「私は今、こうしてほしいと思っているの」とリクエストする。それは、相手に対する大きな信頼の証でもあります。
- 「今日は疲れているから、夕飯の片付けをお願いしてもいい?」
- 「週末は、二人でゆっくり話す時間がほしいな」
- 「悲しいときは、アドバイスじゃなくて、ただ話を聞いてほしいの」
このように、主語を「私(I message)」にして、具体的に望みを伝えること。 これができるようになると、相手も「どうすればあなたを喜ばせられるか」という正解が分かり、安心してあなたを愛せるようになります。
言葉にしない愛は、相手にとっては存在しないのと同じです。 あなたの美しい心の内側を、不機嫌で隠すのではなく、美しい言葉に乗せて届けてみませんか。
【ジャーナリングのお題】
- 最近、パートナーや周りの人に「どうして分かってくれないの?」とイライラした場面を思い出してください。
- その時、あなたは本当は何と言ってほしかったのか、または何をしてほしかったのですか?(自分の本当の望みを言語化してみましょう)
- その望みを、相手が受け取りやすい「リクエスト」の形に書き換えるとしたら、どんな言葉になりますか?
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