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《心の棚卸し》2日目:心のつぶやきに気づく日

【2日目】心のつぶやきに気づく

◆ 小さな声はどんなときに現れる?

私たちの心には、日常のほんの小さな揺れを通して“つぶやき”が現れます。
大きな出来事がなくても、ふとした瞬間に胸がざわつくことがあります。
誰かの何気ない一言に反応してしまったり、SNSを見て落ち込んだり、
思い出したくない記憶がよぎることもあります。
その小さな反応は、決して偶然ではありません。
それは、あなたの奥に眠るインナーチャイルドが「気づいてほしい」と
静かに手を伸ばしている瞬間です。
普段、忙しさや習慣に流されてしまう私たちは、その声を聞き逃しがちです。
しかし、その微細な心の動きこそが、本来の自分へ戻るための入り口なのです。

◆ 心の声は“理屈”ではなく感覚で現れる

心のつぶやきは、言葉というより感覚でやってきます。
なんとなく落ち着かない、なぜか悲しい、理由もないのに疲れた感じがする――
そうした曖昧さの中に、あなたの本音が隠れています。
大人になると、私たちは合理的に考えようとします。
「こんなことで落ち込んじゃだめ」「気にしすぎだよね」
そうやって、自分の感情を無意識に抑え込むクセがつきます。
でも、その“抑え込み”こそが心をこわばらせ、
幼い自分の声をかき消してしまう大きな原因になります。
インナーチャイルドの声はとても繊細で、
聞こうとしないとすぐに消えてしまうほど静かなもの。
しかし、一度その存在に気づき、寄り添う姿勢を持ち始めると、
あなたの内側はゆっくりとほどけていきます。

◆ 感情は過去からのメッセージ

心のつぶやきは、今この瞬間だけのものではなく、
過去からずっと抱え続けてきたものが形を変えて出てきている場合があります。
幼い頃に感じた孤独、満たされなかった想い、
誰にも言えなかった不安や恐れ。
大人になった今でも、それらは潜在意識に残り続けています。
日常の些細な刺激をきっかけにして、記憶の底から浮かびあがってくるのです。
それは決して悪いことではありません。
むしろ、あなたの心が「もうそろそろ癒していいよ」と
優しく促してくれているサインなのです。
感情が動くということは、あなたの心がまだ感じる力を失っていない証拠。
自分の感受性を責めないでください。
その感受性こそが、あなたらしさを守ってきた大切な部分なのです。

◆ 素直な言葉にしてみる

今日のワークでは、心が揺れた瞬間をひとつ取り上げて、
その奥にある感情を素直な言葉にしてみてください。
「本当は怖かった」
「置いていかれた気がした」
「がんばってるのを分かってほしかった」
こんなふうに、まるで幼い自分がつぶやくような言葉で大丈夫です。
誰に見せる必要もありません。
自分の本音を知ることは、弱さではなく強さへの入り口です。

◆ ただ認めるだけで心はゆるむ

感情に気づいたら、分析や反省は必要ありません。
ただ、その気持ちを否定せず「そう感じていたんだね」と
心の中でつぶやいてみてください。
すると、不思議と胸のつっぱりが和らぎ、
体の中心がゆっくりと温まるような感覚が生まれます。
認められることで、心は安心します。
安心すると、これまで隠れていた感情も自然と溶けだしていきます。
癒しは、頭で考えるものではなく、
じっくりと“感じていく”ものなのです。


◆ 今日の実践ワーク

  1. 今日、心が揺れた瞬間を1つ思い出す
  2. そのときの感情を、幼い自分が話すように短い言葉にする
  3. その言葉に「そう感じていたんだね」と優しく返す
  4. 深呼吸を3回し、体の感覚の変化を感じる






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