《エゴについて》3日目:エゴの根っこにあるもの 〜恐れと孤独から生まれる自己防衛〜

3日目:エゴの根っこにあるもの 〜恐れと孤独から生まれる自己防衛〜
「なんで私ばかり、こんなにモヤモヤするのだろう」
「こんなことで腹を立てたくないのに、止まらない」
そんなふうに思ったことはありませんか?
感情が大きく揺れるとき、そこにはたいてい「エゴの反応」があります。
では、なぜ私たちはそんなふうに反応してしまうのでしょうか?
今日は、その“根っこ”をやさしく見つめてみましょう。
🌱エゴの出発点は「恐れ」
エゴの働きの裏には、いつも「恐れ」があります。
たとえば…
- 嫌われたらどうしよう
- 認められなかったらどうしよう
- 自分には価値がないのではないか
そんな不安や怖れを感じたとき、
エゴはそれを感じさせないように、いろいろな“防御策”を講じます。
たとえば、
✔︎ 強がる
✔︎ 責める
✔︎ 正しさを主張する
✔︎ 相手をコントロールしようとする
✔︎ 自分を責めて罰する
こうした行動は、すべて「本当の傷つき」を感じたくないという、エゴの健気な働きなのです。
🌕エゴは、過去の痛みから育っていく
私たちがエゴを強く持つようになるのは、
子どものころの経験が影響していることが多いと言われています。
- 否定された記憶
- 認めてもらえなかった想い
- 愛を求めて届かなかった寂しさ
こうした体験の中で、
「私はこうしなきゃ愛されないんだ」
「自分を出すと傷つくんだ」
という“前提”が無意識に形成されていきます。
そして、大人になった今でも、その前提が心の奥で生き続けているのです。
🌿だから、エゴは「敵」ではなく「味方」
エゴは、私たちの中の小さな子どものような存在です。
「怖かった」「寂しかった」「がんばったよ」と、
今も懸命に自分を守ろうとしてくれている。
だからこそ、エゴに気づいたときは、
責めるのではなく、こう声をかけてあげてください。
🌸「気づかせてくれてありがとう。もう大丈夫だよ」
🌸「そんなにがんばらなくても、私はここにいるよ」
そうすることで、エゴはだんだんとやわらいでいきます。
エゴを“手放す”というより、**“癒して統合していく”**という感覚が近いかもしれません。
💫今日のひとことワーク
「この恐れは、いつから感じていたものだろう?」
ひとりで泣いたあの夜、
無理に笑ったあの日、
我慢して飲み込んだあの気持ち…。
その奥にある「本当の気持ち」に、今日はやさしく寄り添ってみてください。
そこにこそ、あなたの強さと美しさが宿っています。
明日は、「エゴとの付き合い方」についてご紹介します。
無理に押さえつけるのではなく、エゴとうまく共存しながら、“本当の私”として生きるヒントをお届けしますね🕊
お楽しみに!
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