《占いの使い方》2日目:そもそも占いって何?

《占いの使い方》2日目:そもそも占いって何?
今日は、「そもそも占いって何だろう?」という、占いの本質についてお話ししたいと思います。
あなたは「占い」と聞いて、どんなイメージを思い浮かべますか?
未来をズバリ言い当ててくれる魔法? それとも、根拠のない、ただの遊び?
「占い」という言葉には、色々なイメージがありますよね。でも、実は占いの語源は「卜(ぼく)」という漢字にあります。これは「亀の甲羅を火で焼いてできるヒビ割れから吉凶を判断する」という、古代中国の習慣から来ています。
つまり、占いの起源は、単なる偶然の出来事や自然の現象から、何か意味を見つけ出そうとする、人々の知恵と探求心から生まれたものなんです。
現代の占いも、その本質は変わりません。 占いの種類はたくさんありますが、大きく分けると、次の3つの系統に分類できます。
1. 命術(めいじゅつ)
これは「運命」を読み解く占い。生まれた年、月、日、時間といった、持って生まれた情報を基に占います。 代表的なものには、星占い(西洋占星術)や四柱推命、算命学などがあります。 その人の性格や才能、生涯の傾向などを知ることができ、「私はどんな人間なんだろう?」という根本的な問いに答えをくれます。
2. 卜術(ぼくじゅつ)
これは「今」や「近い未来」を占うもの。偶然に現れたシンボルや事象から、質問の答えを導き出します。タロットカードやおみくじ、**易(えき)**などがこれにあたります。 「今、どう行動するのがベスト?」「あの人とどうなる?」といった、具体的な状況や選択に迷ったときにヒントを得られます。
3. 相術(そうじゅつ)
これは「形」や「姿」から運勢を読み解く占い。手や顔、家の間取りなど、目に見えるものを基に占います。手相や人相、風水などが代表的です。 その人の才能や運気の流れ、健康状態などを知ることができ、変化する相から未来の可能性を読み取ることができます。
占いは、このように異なるアプローチで、私たちの心や人生に光を当ててくれるツールなのです。 決して怪しいものではなく、長い歴史の中で培われてきた、人々の知恵が詰まった学問のようなもの、と考えると、少し親しみやすくなりませんか?
占いは、自分自身を深く知るための鏡のようなもの。 そして、人生の岐路に立った時に、新しい視点を与えてくれるコンパスのようなもの。
明日からは、それぞれの占いの種類について、もっと詳しく見ていきますね。 明日は、私たちが一番身近に感じているかもしれない「星占い」についてお話しします。
どうぞ、お楽しみに!
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